Visual Studio Team Servicesでチームプロジェクトをスタートする

Visual Studio Advent Calendar 2016 - Qiitaの2日目のエントリです。

個人のプロジェクト管理にVisual Studio Team Services(VSTS、かつてのVisual Studio Online)を利用しています。 これから何回かに分けて、VSTSの使い方を紹介していきたいと思います。

f:id:ohke:20161201220033p:plain

Visual Studio Team Servicesとは

オールインワンのプロジェクト管理ツールで、かつてVisual Studio Onlineと呼ばれていたものです。 Gitが使える、バックログなども同梱、そして5人まで無料といった嬉しい特徴を持っています。

azure.microsoft.com

今回はチームプロジェクトの立ち上げについて紹介します。

チームプロジェクトを作る

まずはMicrosoftアカウントを作成し、VSTSにログインします。

Visual Studio Team Services - クラウド開発ツール | Microsoft Azure

そして、Homeからプロジェクトを新規作成します。

f:id:ohke:20161130224351p:plain:w400

次にプロジェクト名などを入力し(ここではソースコードレポジトリとしてGitを選択しています)て進め、

f:id:ohke:20161130224920p:plain:w300

f:id:ohke:20161130224943p:plain:w300

これで終わりです。超簡単ですね。

画面左上に設定したプロジェクト名のルームが作成されていることがわかります。

f:id:ohke:20161130225049p:plain

ソースコードをホストさせる

試しにCodeのページを開いてみますが当然空なので、今度はソースコードをホストさせてみます。

f:id:ohke:20161130225439p:plain

Homeに戻って「Open in Visual Studio」をクリックし、Visual Studioを開きます。

f:id:ohke:20161130230132p:plain

すると、既にチームプロジェクトへの接続もされていますので、このまま複製(git clone)します。

f:id:ohke:20161130230811p:plain:w300

f:id:ohke:20161130231316p:plain:w300

複製が終わると、ローカルレポジトリ「Sample Application」が作成され、カレントブランチも「master」に切り替わります。

f:id:ohke:20161130231409p:plain:w300

最初のコミット&プッシュ

最後にテンプレートプロジェクト(ASP.NET MVC)をコミット&プッシュしてみます。

新規プロジェクトを作成して、

f:id:ohke:20161130232041p:plain

チームエクスプローラの変更タブからコミットし、

f:id:ohke:20161130232114p:plain:w300

f:id:ohke:20161130232138p:plain:w300

同期タブからプッシュさせて完了です。

f:id:ohke:20161130232202p:plain:w300

f:id:ohke:20161130232259p:plain:w300

最後にCodeページを見てみると、SampleApplicationプロジェクトのソースコードがホストされていることがわかります。

f:id:ohke:20161130232446p:plain

まとめ

GitHubやBitBucketなどのホスティングサービスと比較しても遜色無く、VSTSでもスピーディにチームプロジェクトを立ち上げられることがおわかりいただけたかと思います。

次はVSTSGitHubっぽく使う方法を紹介したいと思います。